HSPを初めて知ったとき。

 人と一緒にいると、その時は楽しく過ごせるけれど、

家に帰ると、なんだかぐったり動けなくなってしまう。

 自分の中では普通に「こう」と思うことが、どうも自分だけ人と合わなくて困ることがある。

 威力のある人、イライラしている人、がいるとなぜか自分までその気持ちになってしまう。

 基本的に相手優先、気付くと自分のことは後回し。

 何かをしながら、常に人や場所の事を考えていて、1日の中で自分に意識を向ける時間が全くなかった!なんてことも日常茶飯事。

 周りの雰囲気に合わせる事が出来るが、その代わり「自分」がどっかにいってしまったような感じがする。

 とにかく、なんか自分は人と違う!

普通の日々を生きていくことが、ただそれだけで辛すぎる。

 もしかして私、実は発達障害をもっているのかな。

毎日そう思うようになってから、1年半ほど経っていた頃…

たまたま、HSPという言葉に出会った。

 

 きっかけは、仕事に関連して子どもの「感覚統合」について勉強していた時。

私はネットで「感覚統合」「子どもの感覚」「うまく適応できない」などのキーワードで、いろいろと調べていました。

 (うまく適応できないのは、辛いよなぁ…、なんだか分かる気がする)なんて思ってながら。

そしてふと、

「HSPーhighly sensetive personー(人一倍敏感な人)」という文字に目が止まり、何気なくページを開いてみると、そこには「チェックリスト」なるものがありました。

【HSP簡易チェックリスト】

1.自分を取り巻く環境の微妙な変化によく気づくほうだ

2.他人の気分に左右される

3.痛みにとても敏感である

4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ、刺激から
  逃れられる場所にひきこもりたくなる

5.カフェインに敏感に反応する

6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンなどの音に圧倒されやすい

7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい

8.騒音に悩まされやすい

9.美術や音楽に深く心動かされる

10.とても良心的である

11.すぐにびっくりする(仰天する)

12.短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく
   (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

15.ミスをしたり、物を忘れないようにいつも気をつける

16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経
    が高ぶる

18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

19.生活に変化があると混乱する

20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を
    発揮できない

23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えた場合はおそらくHSPに該当するとおもわれます。また、たとえ「はい」が1つか2であっても感受性の度合が極端に強いのならHSPに該当するかもしれません。

(出典:「ささいなことにも動揺してしまうあなたへ」)
(著者:エイレン・N・アーロン)

 驚いたことに、ほとんどが私の状態に当てはまり、

「私はこれだったのかーーーーーーーー!」と、1人アパートで叫んだのを今でも覚えています。

 それからまた何日間か、HSPについての情報を貪るように夢中で拾い集め、本も買って読んでみたりして調べれば調べるほど、「なんだ、私が変な訳じゃなかったんだ!」と確信出来るようになりました。

HSPーHighly sensetive personー
(ハイリ―・センシティブ・パーソン)
人一倍敏感な人

 

 HSPとは「人一倍敏感な人」と言われます。

アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した概念です。

 人口の2割くらいの人が、この「HSP」の気質を持つと言われていますが、日本人の場合はその「調和を重んじる」国民性から、それよりも多い割合でいると言われています。

 2割ということは、5人いたらそのうち1人がHSP。少数派ですね。

 そしてこのHSPは、病気でも障害でもありません。

人が生まれながらにして持っている「気質」のことです。

 日本では、まだあまり知られていないため、自分がHSPだという事に気付かないまま日々「生きづらさ」を感じている人が多くいます。

 最近では少しずつ耳にするようになってきましたが、医学的根拠などはないため、医者の中でも知っている人がまだ少なく、抑鬱症状などから精神科などを受診してもHSPの可能性までたどり着けないこともあるようです。

 私は自分がHSPだと知ったことで、今まで自分が感じていた違和感や生きづらさに理由が見つかり、精神的にとても救われました。理由とその特徴が分かれば、少しずつ対処することは出来ますからね。



 自分がHSPと知るまでの期間のほうが、まるで出口のない、希望の見えない長いトンネルのようでとても辛かったです。

 

 

 

 

 

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